#8
趣味っていうのは、つまらない時間、ストレスを感じる時間よりも、楽しい時間の方が長くないと意味がないなと思う。
社会人になって週5日、一日8時間以上働き始めるようになってからは、余計にそう思う。
限られた貴重な終業後、休日の時間を割いて趣味に充てるのだから、わざわざ楽しくない、ストレスの感じる時間を過ごすことは、それ自体が大きなストレスになる。
だから、時間に大きな余裕があった今までは、多少無駄である時間に対しても寛容でいられたと思うけど、もうそういう時間には耐えられなくなってくる。
何でわざわざ休みの日に、こんなことに時間を費やしてるんやろう?っていう気持ちがどうしても邪魔する。
そうしていくうちにどんどん趣味が減っていくのかなと思う。
今も贔屓のJリーグのサッカーの試合を観てたけど、ここ数試合面白くなさ過ぎて、もう観るのやめようかなと思ってる。
学生の時は、どんなにつまらない試合でも最後まで観ないと勿体無いと思ってた。
でも今は無理。
勝ったら気持ちいいけど、負けた時とか、そもそも勝つか負けるか分からん観てる時の時間自体が、最近耐えられへんようにようになってきてしまってる。
何に時間を費やすかの取捨選択は大事。
けど、人の深みとか魅力みたいなものって、無駄な時間からこそ生まれるものなんかなとも思うから、こうやってどんどん無個性な大人になっていくんかなという気がする。